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2008年04月20日

夢への扉・・・#1 序曲

こんばんわ~Moco Runoです。

なぁ・・・ボコ




これから お前に昔話を聞かせてやるよ。
あれは10年前の6月22日だったかな・・・俺はある扉を開けてしまったんだ。

そのころ俺は海外に一人で住んでいて、
環境的には、なに不自由のない生活をしていたんだ。

玄関を開けると敷き詰められた大理石の床、入っていくと、
品の良いクリーム色の革のソファが置かれ、
天井まで届く壁一面の大きな窓には、
淡ベージュ色のカーテンが掛けられていたな。

バルコニーにでてみると、向こうに海を臨み、
見下ろすと南国の海を意識した全長50mはあるプールが広がり、
天気の良い休日にはビーチチェアーに横になり、
のんびり本を読んだりしていたな・・・。
夜にはライトUPされ水面に光が揺らめき幻想的な雰囲気になるんだ。

そのプールをを囲む様に綺麗に手入れされた日本庭園の池には鯉が泳ぎ、
芝生の横にはバーベキューガーデン、
ジムや、テニスコートでは毎日誰かが夜遅くまで汗を流していたな・・・。

敷地内を常時ガードマンが10人は巡回していて、
俺らは日本では考えられない守られた夢の様な世界にいたんだよ。

なのにもう一つの扉を開けてしまったんだ・・・
SLって言う名の夢の扉を・・・           


                          Be Continue・・・・

  


Posted by Moco Runo at 18:12Moco Runo’s Novel